2010年2月14日日曜日

冬季オリンピック……穀物食ばかりの「食育」をやっているから日本は負ける!

冬季オリンピックが始まったそうだ。テレビではそればっかり。やむなく競技を見てしまった。男子5000メートルスケート。欧米選手の足回りはまるでおいらの腰回りみたいだ。彼我の体格の「格差」に驚倒した。これでは勝負にならない。

戦後の学校給食にタンパク質を導入することで若者の体格は飛躍的に向上した。しかしそれは80年代までで、その後は農水省主導の国内農業への利益誘導のための「食育」政策が全盛を迎えたため、若者の体格は劣化する一途を辿っている(農水省の主張する「カロリーベースの食料自給率」を上げるためには肉ではなく穀物を食べるしかなく国民の栄養状態は悪化するのである)。いまだに食育オバさんを大量に動員しマスコミを通じて「野菜とおコメを食べるのが健康への道です」という偏った宣伝を大々的にやっている。これではダメだ。

それでも韓国人選手がいい線を行っていた。焼肉とキムチのおかげか。それでも体格は欧米選手に見劣りがする。アジア人種は体重が少ないので貧弱な筋肉でもある程度の成績は残せる。しかしオリンピック選手の身体能力を「社会的に有効な身体能力」として考えてみれば、自分の体重分だけを移動させる体力ではあまり意味がない。20キロのリュックサックを背負わせて同じ5000メートルを競わさればどっちが勝つのかは明らか。国民一人一人の体格が貧弱では、経済でも勝てないし、戦争にも勝てないのである。

戦争が大好きな「ウヨ」に限って、あいつらは農村を基盤にしているためコメと野菜の伝統食「食育原理主義者」であることは、嗤うばかりだ。

ノーソンが栄えてニッポンが滅びる。悲しいことである。

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